第3回 未来創造の会
(Mの現状認識)
・両親 70代後半 うきはの田舎なので車移動がメイン(注意は促しているが、免許返納は悩み所)
・東小校区の現状
元気な方はあちこちで良く見るが、出てこれない方の実態が良く分からない。
民生委員さんは、どれ位把握できているのだろう?
一般的には施設?(義母は畑で倒れて入院後に呆けて、以後病院をたらい回し)
ケアマネさんと、早くから仲良くなっておくと良いと聞いたことがあるけど。。。
現状はどうされているの? 住み慣れた家で、暮らし続けて看取られる方法はあるの?
小規模多機能ホーム(通い・訪問・泊まりのサービスを組み合わせ可能)で、医療体制のバックアップがあると、安心して地域で暮らし続けられると思うのだが・・・
課題が何で、どうすれば解決できるのかなどが不明。
美北・光が丘も開発から30年。中学校のブランドもあり新規流入もまだあるが、高齢化は進行中。
西小田・馬市の農地は法人化済みだけど、隈は個人経営のままで高齢化で農地が荒れる懸念。
元気な高齢者(年金受給者)の活躍の場はどこ? (コミセンのボランティア?)
30~50代、こどもの教育費を稼ぐ目の前のことに手いっぱい。
20代、地域に残らない。というか、産業がなくなかなか残れない。
・買い物、病院、その他の移動手段
元気な方は車や歩きなど自力で移動、その他は家族や施設サービスのサポート?
コミュニティーバスや、タクシー利用の方も?
・なんとなくのイメージ
女性は社交性とコミュニケーション能力が高く、活発に表に出ていそう
男性は一部の元気な方は表に出るが、その他は内に籠り周囲の目が届きにくくなりそう
ただ男性は、目的があれば表に出てくると思う。(地域での役割など)
・自治会のイメージ
各自治会で差がある。(活動内容、考え方、自治会費など)
3地区は、美北・光が丘以上に地域行事が多く(草刈り、御宮掃除、お墓掃除ほか)、少人数で支えるには無理が出始めている。早めにサポートが必要なのではないか?(おせっかいと思われないサポート方法を要検討)
(Mの夢)
・高齢者~子ども達の気楽な居場所
これから出るであろう空き家を活用しての、居場所づくりを当初夢見ていた。
※ただ所有者の理解や、家賃など課題も山積している。
そこで空き家でなく現状での独居老人宅、老夫婦宅が居場所にならないか?
- 高齢者との自然な成り行きでの交流が可能。
公民館活動と重ならない日時に交流できる頻度を増やして、顔を合わせ易くする環境づくり
公民館には行けなかったけど、〇〇さんの家なら・・・という可能性も???
家主さんの負担とならない仕組みは必要。
家主さん宅に人が集まることで賑やかな事を好む家主さんにはメリットあり
子育て中のママさんと、経験豊富なお祖母ちゃんの交流から新たな知恵や安心が生まれる
小さな子どもや、高齢者を同時に複数の目で見守れ、愉しい空間にできれば理想
- この民家活用居場所は、町外の方も利用可として和(輪)を拡げる
最初はこじんまりとスタートするが、ずっと閉じたままでなくいずれは開く前提が良い
自分たちだけという考えは必ず萎む。Welcomeこそが先が明るくなる!!
いずれ地区内に数か所散りばめる。多様な関係を作らないと人は動かない。
将来は夜の居場所も欲しい。
※民家を改修して、カウンター越しに酒を酌み交わし一日の疲れを癒せる大人の居場所
(昼は子供たちの居場所を兼ねる空間)
※惣菜は地元産の野菜などを使い、お母さん達の手で大皿に盛られ、仕事帰りのお父さん達が、惣菜を肴に地域の将来を語りながら酒を愉しむイメージ。
※そんな雰囲気の居場所が出来れば、普段から自然な情報交換が出来ているので、安否確認が容易だし、何より毎日仕事を終える楽しみが増える。
③信頼関係が大事。
場所や建物(ハード)だけでなく、そこでどういった事を誰が行うのかという運用 (ソフト)も大事。長くコツコツと付き合いを続けることで根っこが出来る。
建物に関しては、改修計画のサポートも手掛けたい。(建築士を活かし切れていない)
予算に応じて、最適な提案を行うことで信頼関係を構築できればと
・まちづくりは人づくり
- 小さくて良いので、地域の役に立つことを行う団体を設立。
最低限の収益は確保するが、同時に地域の雇用も確保する。
・居場所の経営、住宅の診断・改修、民家での農作物・物品販売、飲食店経営
(こども食堂+ふれあい食堂)、医療・介護・託児などのコンサル
たくさんの力が必要。でも地域で廻せば地域でお金が廻る。今は大都市に吸収されている
- 移動手段も、公共に頼るか自ら立ち上げて補助金を貰えるか の検討
試験的に運用する際には、補助金が出るのでは。市の将来にも役立つことなので課題を解決できたらWINWIN。
運転手さんは、元気だけど定年をしてしまった男性が地域と触れ合う場となる
- 隈を含めた3地区の農業の後継者づくり
既に田畑は一部の若い?といっても、50代後半の方がかろうじてやっている状態。
ご近所だし、農地の活用を行える活動も団体の中で行えたらと
- 人脈はまつりから
まつり実行委員会が立ち上がった。青年から60代まで幅広く関わっている。青年が関わっている所が従来と違うと考えている。若いエネルギーと経験豊富な知恵とが合体したら、愉しい未来が見えてくると信じてます。
(地域で経済を廻すために)
- 最初は小さなこと(上記のやれるところ)からスタート。
- 住民も地域のものを買い、地域のサービスを使う意識改革が必要。
- 価格設定は難しい。低価格が望ましいがボランティアでは継続できないので
持続可能な価格設定はどれくらい?
- 理念が良ければ、住民は受け入れてくれるか?
- 100%は困難だが、〇%だと成功と言えるのだろう?
- 今やっていることは、仕組み作りであって自分たちの代だけの短期間で採算を見るのでなく子ども世代の時にどうなっているか?の長期視野でどうだろう?
- 今あるサービスは享受しつつ、改善の必要がある部分を協議・分担しながら、意味のあるサービスに変えていけるか
- 利害関係者との調和・調整。双方の着地点は?
移動が困難になるのなら、ご近所で持ちつ持たれつサービスの提供をしあう関係を作る!!
徒歩でも可能な範囲(小学校区)で小さな経済をつくる。
結 (相互扶助組織)の再構築の可能性は?